
真っ白な歯をしている人は、清潔感があって健康的なイメージがあります。 しかし、ホワイトニングを1回したからといってその歯の白さをずっと保てる訳ではありません。 少しでも長く白さを保つには、ホワイトニング後のアフターケアがとても重要です。 今回はホワイトニング後にご自身でできる事、また注意するべきことをご紹介したいと思います。
目次 1.ホワイトニング後の飲食
2.食後の歯磨きの仕方 3.歯のクリーニングケア 4.まとめ

1.ホワイトニング後の飲食 ホワイトニング後に注意しなければならないのは、飲食物です。 ホワイトニング直後は着色しやすいので色の濃い食べ物や飲み物を避けるようにしましょう。 特に、コーヒー・紅茶・お茶・赤ワイン・カレー・しょうゆ・トマト・ぶどう・イチゴ などの色の濃いものは注意が必要です。 ホワイトニング後とはいえ、どうしても紅茶やコーヒーを飲みたくなる時は、 ストローを使用することで歯の表面に着色がつきにくくなります。 また、どのような食べ物だと着色を防ぐことができるのかというと、 水・お米・食パン・ヨーグルト・鶏肉・ナッツ類など白い食べ物や色のない飲み物は ホワイトニング後に食べても特に問題ありません。 着色しやすい食事をとってしまった場合には食後すぐに歯を磨くことが大事です。
2.食後の歯磨きの仕方

朝夜の歯磨きだけでなく、毎食後の歯みがきをしっかりと行うことが重要です。 特に、色の濃いものを飲食した後は、適切なケアが必要です。 食事の後は、間を置かずになるべく早く歯みがきすることを心がけてください。 汚れや着色がつきにくくなる効果などが含まれるホワイトニング用の歯磨き粉なども 長期的に使用すると良いでしょう。
しかし、歯ブラシだけではどんなに丁寧にみがいたとしても、磨き残しが出てしまいます。 特に歯ブラシでは届かない隣接面には歯垢がたまりやすく見落としがちです。 歯の隙間にも汚れは溜まりやすいので、歯間ブラシやデンタルフロスを使用して色素沈着を防いでください。 歯科医院でも正しい歯みがきの仕方を指導してくれますので、参考にして家で実践してみましょう。
3.歯のクリーニングケア

先程2.食後の歯磨きでも説明した通り、毎日しっかり歯磨きしているつもりでも歯ブラシの届きにくい歯と歯の隙間や歯と歯茎の境目には歯垢がたまりやすい場所が できてしまいます。 磨き残した汚れがどんどん蓄積すると、虫歯や歯周病・口臭など様々な病気の原因に 繋がります。 歯科医院でクリーニングを受ければ、歯の表面や歯と歯の間、歯と歯茎の間まで汚れを綺麗に落とすことが可能です。 その為、歯磨きだけでなく歯科医院での歯のクリーニングは定期的に受けることをお勧めいたします。また、行う目安としては、3ヶ月〜6ヶ月に1度のペースで行うことが望ましいです。 定期的なクリーニングを受けずにいると磨き残した汚れがどんどん蓄積してしまい、 虫歯や歯周病・口臭など様々な病気の原因に繋がります。 ちなみに、他院では2〜4回に分けて歯石取りを行うことがありますが、 当院の歯石取りメニュー【BEHAケア】では溜まった歯石やタバコのヤニを1度に取り除くことができるので、歯を綺麗にしたいけど何度も通う手間が嫌という方にも お勧めできる歯科予防メニューです。 プロの手で定期的にメンテナンスを行うことで、歯の白さを長持ちさせるだけでなく 虫歯・歯周病への予防にも繋がるので歯科医院でクリー二ングを行うことも重要なポイントです。
4.まとめ 皆様は毎食後の歯磨きの仕方を意識して行ったことはありますでしょうか。 日々の飲食により着色料を摂取する為、1度ホワイトニングを行っても1ヶ月に0.5トーン程着色が進んでしまいます。 ホワイトニング後の白い歯を少しでも長く保ちたい場合は、色の濃い食べ物はなるべく避け、お水や白い食べ物を摂取し着色を抑えることが歯の白さを長持ちさせる秘訣になりますので日々の生活で心がけてみてくださいね。 歯科でのクリーニングを定期的にしていない方は汚れが蓄積し、歯の表面や裏側の着色が濃くなりやすいのでホワイトニング後も着色が進みやすくなる場合がありますが、クリーニングを行うと口内環境が綺麗になり歯の質も良くなります。白い歯を少しでも長く保ちたい場合は受けてみてください。 あくまでもこれらは着色を遅らせるアフターケアに過ぎず、残念ながら1度ホワイトニングをしただけでは歯の白さを永久に保つことはできません。ホワイトニング直後の白い歯を保ちたい場合は、1ヶ月〜3ヶ月以内に再度ホワイトニングするのが確実です。 ホワイトニングをして白くなった歯の色を少しでも長く維持するために、この記事のアフターケアを参考にしてご自身でできることは積極的に行っていきましょう。